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クラシック音楽専用ホール:いずみホール:バッハオルガン作品連続演奏会


バッハ・コンチェルティーノ大阪 プロフィール
 「バッハ・オルガン作品連続演奏会」は、J.S.バッハのオルガン作品の魅力を様々な角度からご紹介するシリーズです。バッハが作曲家として最も活躍した、ゆかりの地ライプツィヒにある「バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ」の協力のもと、本場のオルガン芸術をお楽しみ頂きます。
 芸術監督は、バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒの所長でありバッハ研究の権威でもあるクリストフ・ヴォルフと、いずみホール音楽ディレクターの礒山 雅の2人が務めます。また、クリストフ・ヴォルフが世界各地から選りすぐったオルガニストが登場し、多様なバッハ像を描きます。

 ライプツィヒ市依託(行政法人)バッハ・アルヒーフはその多面的な活動において世界に類をみない機関であり、バッハ研究の中心として国際的に高い地位を獲得しています。その上、バッハをテーマとする最も総括的な専門の資料館のひとつがあり、バッハの作品と生涯についての資料を集めたバッハ博物館、国際的に名の高いバッハ音楽祭などの催し物を担当・実行する企画部門などが属しています。バッハが27年間カントル(音楽監督)として勤務していたライプツィヒの聖トーマス教会の真向かいにある歴史的な建物、ボーゼハウス内にあり、その卓越したコレクションや様々な企画・催し物を通して、バッハの街・ライプツィヒに貢献しています。

[ オフィシャルホームページ http://www.bach-leipzig.de ]

 

明るくやわらかな音色が特長の、フランス・ケーニッヒ社製パイプオルガンです。


ストップ(ノブ):46
手鍵盤:4段
コンビネーション操作ボタン他
エクスプレッションペダル
足鍵盤:1段
高さ:10m
幅:3.6m
パイプ数:3623本


詳細はこちら


バッハ・コンチェルティーノ大阪 プロフィール
 1940年、ドイツ生まれ。ベルリン、エルラーゲン、フライブルクの大学で、オルガン、歴史的鍵盤楽器、音楽学、美術史を学ぶ。1963年演奏家国家試験取得。1966年、博士号取得。エルラーゲン、トロント、プリンストン、コロンビアの大学で音楽史を教えた後、1976年ハーヴァード大学の音楽学教授となる。1985~2002年ウィリアム・パウエル・メイソン記念音楽学教授、1980~88年および1990~91年、ハーヴァード大学音楽学部長、1991年~92年同大学図書館長代理、1992年~2000年芸術・科学大学院学長を歴任。2002年より同大学アダムズ記念大学教授に就任。国際的な様々な賞を受賞。フライブルク大学名誉教授、米国芸術・科学アカデミー特別会員、米国哲学協会会員、ザクセン学士院通信会員。現在、バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ所長、国際音楽資料目録(RISM)編集長。15世紀から20世紀まで、幅広い範囲の音楽史に関する著作を多数出版。

【近著】
『Bach: Essays on His Life and Music』 (1991年 ケンブリッジ)
『Mozart's Requiem』(1994年 バークリー)
『The New Bach Reader』(1998年 ニューヨーク)
『ヨハン・ゼバスティアン・バッハ-学識ある音楽家』(2000年 ニューヨーク)
                                  秋元里予訳 春秋社
『バッハ=カンタータの世界<1>教会カンタータ アルンシュタット~ケーテン時代』
                      トン・コープマン共著/礒山雅 監訳  東京書籍
『同 <2>世俗カンタータ』
『同 <3>教会カンタータ ライプツィヒ時代 』


 いずみホールで行われるバッハのオルガン作品連続演奏会に国境を越えて協力できますことを、バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒも私個人も、たいへん光栄に思い、喜んでおります。
 バッハ・アルヒーフは、バッハの音楽のあらゆる側面と取り組んできました。バッハのオルガン作品について、またバッハの弾いたオルガンについてもわれわれは研究を進めており、時には、新しい発見にも恵まれます。昨年われわれは、バッハの最古の筆写楽譜を発見しました。それは、複数の作曲家の重要な作品を含むオルガン・タブラチュア(文字譜)で、筆写を行った13~15歳のバッハが、すでに注目すべきオルガンの名手であったことを物語る資料でした。こうした資料は、バッハ時代のオルガンとの結びつきにおいて作成されたものです。当時のオルガンのいくつかは、最新の方法によって復元され、われわれに、バッハ時代の響きがどんなものであったかを教えてくれるようになりました。われわれは、現代の音楽生活を新しい認識で豊かにし、バッハへの理解を深めていただくことを念願して、研究にいそしんでいるのです。
 連続演奏会が大きな成功を収めるよう願うとともに、それがバッハのすばらしいオルガン芸術を愛する人々に感激を与え、さらに多くの新しい友を獲得するきっかけとなるよう、願ってやみません。
クリストフ・ヴォルフ
Prof.Christoph Wolff
(バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ所長)



 1946年生まれ。東京大学大学院博士課程で、美学芸術学を学ぶ。1988年バッハの研究により辻荘一賞受賞。著書に『バッハ=魂のエヴァンゲリスト』『マタイ受難曲』(第10回京都音楽賞・研究部門賞受賞)『J.S.バッハ』『バロック音楽』『モーツァルト二つの顔』などがある。専門はドイツ音楽史(特にバッハ、モーツァルト、ワーグナー)及び音楽美学(ヨーハン・マッテゾンなど)。 国立音楽大学教授。いずみホール音楽ディレクター。


 風土が違うためでしょうか、バッハのオルガン作品は、われわれにとってハードルが高いという印象があります。しかし、親しんでみると名曲の広がりに驚かされ、バッハへの理解の高まりを実感できるのも、この分野です。アルプスのような雄峰から美しい庭園のたたずまいまで、バッハのオルガン作品は多種多様ですが、それらを系統立てて聴いていただくべく、このシリーズを企画しました。バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒの協力を仰ぎ、バッハ研究の最高権威であるクリストフ・ヴォルフ氏に芸術監督をお願いしたのは、研究の最先端を踏まえ、文化とのつながりも重んじた、信頼のおけるシリーズにしたいという願いからです。どうぞご支援ください。
礒山 雅
(いずみホール音楽ディレクター、国立音楽大学教授)