平日午後2時コンサート
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
- ●日時
- 2012年5月23日(水)
- ●出演者
- 渡邊順生 (チェンバロ)
礒山雅(お話) - ●演奏曲目
- J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
- ●公演内容
- 14:00~ 特別レクチャー 礒山雅「ゴルトベルク変奏曲の魅力」
演奏会に先立ち、聴きどころ、鑑賞のポイントなど、この曲を知り尽くすバッハ研究家によるレクチャーを開催します。
14:45~ 演奏会 ゴルトベルク変奏曲全曲をたっぷりお楽しみください。(約85分)
聴きどころ
《ゴルトベルク変奏曲》は、いま一番輝いているバッハの作品です。ピアノで、チェンバロで、また種々の編曲で、さまざまな《ゴルトベルク変奏曲》がコンサートで弾かれ、CDに録音されています。私もバッハの研究者として、多くの《ゴルトベルク変奏曲》に接してきました。聴くごとに何かしら発見があり、演奏ごとにイメージが一新されるのが、《ゴルトベルク変奏曲》の世界です。
もしこの作品をオリジナルのチェンバロで聴くとしたら、随一の奏者として推薦するのが、渡邊順生さんです。2010年録音のCDのすばらしさは、皆様ご存知でしょうか。これほど作品の細部まで分け入り、絶妙の緩急によって優雅に、格調高く再現された《ゴルトベルク変奏曲》を、私は知りません。その実演がいずみホールで実現することを、心から喜んでいます。ご来場をお待ちしております。 礒山 雅
もしこの作品をオリジナルのチェンバロで聴くとしたら、随一の奏者として推薦するのが、渡邊順生さんです。2010年録音のCDのすばらしさは、皆様ご存知でしょうか。これほど作品の細部まで分け入り、絶妙の緩急によって優雅に、格調高く再現された《ゴルトベルク変奏曲》を、私は知りません。その実演がいずみホールで実現することを、心から喜んでいます。ご来場をお待ちしております。 礒山 雅
出演者プロフィール

渡邊 順生
チェンバロ
1950年、鎌倉の生まれ。ピアノを宅孝二、チェンバロを小林道夫らに師事。1973年、一橋大学社会学部卒業と同時にオランダへ留学、アムステルダム音楽院にてチェンバロをグスタフ・レオンハルトに師事。1977年最高栄誉賞付ソリスト・ディプロマを得て同音楽院を卒業、更に、プリ・デクセランスを受賞した。その後ヨーロッパ各地にて演奏活動を行ない、1980年に帰国。以来、古楽器演奏の啓蒙と普及に努め、精力的な演奏活動を展開し、チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード奏者及び指揮者として活躍。1984年古楽器のオーケストラ「ザ・バロックバンド」を結成し、モンテヴェルディ、バッハ、ヘンデル、モーツァルト、ベートーヴェンらの作品を演奏。
フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ジョン・エルウィスをはじめヨーロッパの名手・名歌手たちと多数共演。特にチェロのビルスマとは、ベートーヴェンのピアノとチェロのためのソナタ・変奏曲(全曲)をはじめ、古典派やシューベルトの室内楽作品、ベートーヴェンの《三重協奏曲》などで、テノールのジョン・エルウィスとは、モンテヴェルディのオペラやミサからシューベルトやシューマンの歌曲に至る幅広い分野で頻繁に共演している。
ソニー、創美企画、コジマ録音、セシル・レコード等より多数のCDをリリース。『モーツァルト:フォルテピアノ・デュオ』(ALMレコード)で2006年度レコード・アカデミー賞(器楽曲部門)を受賞。また、楽譜の校訂や論文の執筆なども手がけ、2000年秋、東京書籍より大部の著書「チェンバロ・フォルテピアノ」(四六判868頁)を刊行(2009年2月に第3刷刊行)、鍵盤楽器の歴史に関する包括的な研究で注目されると共に、同書に準拠したコンサート・シリーズやCDでも大きな反響を呼んだ。
最近では、横浜における「山手プロムナード・コンサート」で様々な形態の音楽会を企画するなど、啓蒙的な活動にも積極的に取り組んでいる。2010年度サントリー音楽賞受賞。上野学園大学客員教授、国立音楽大学、桐朋学園大学及び東京音楽大学講師。
フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ジョン・エルウィスをはじめヨーロッパの名手・名歌手たちと多数共演。特にチェロのビルスマとは、ベートーヴェンのピアノとチェロのためのソナタ・変奏曲(全曲)をはじめ、古典派やシューベルトの室内楽作品、ベートーヴェンの《三重協奏曲》などで、テノールのジョン・エルウィスとは、モンテヴェルディのオペラやミサからシューベルトやシューマンの歌曲に至る幅広い分野で頻繁に共演している。
ソニー、創美企画、コジマ録音、セシル・レコード等より多数のCDをリリース。『モーツァルト:フォルテピアノ・デュオ』(ALMレコード)で2006年度レコード・アカデミー賞(器楽曲部門)を受賞。また、楽譜の校訂や論文の執筆なども手がけ、2000年秋、東京書籍より大部の著書「チェンバロ・フォルテピアノ」(四六判868頁)を刊行(2009年2月に第3刷刊行)、鍵盤楽器の歴史に関する包括的な研究で注目されると共に、同書に準拠したコンサート・シリーズやCDでも大きな反響を呼んだ。
最近では、横浜における「山手プロムナード・コンサート」で様々な形態の音楽会を企画するなど、啓蒙的な活動にも積極的に取り組んでいる。2010年度サントリー音楽賞受賞。上野学園大学客員教授、国立音楽大学、桐朋学園大学及び東京音楽大学講師。

礒山 雅
お話
1946年、東京に生まれる。松本深志高校から東京大学に進み、同大文学部と大学院で、美学芸術学を専攻。1977年、国立音楽大学の専任教員となり、現在同大学教授。図書館長、理事を歴任。専攻は音楽美学・西洋音楽史で、とくにバッハ研究で知られる。1985年、『バッハ/魂のエヴァンゲリスト』(東京書籍、2010年講談社学術文庫として再刊)により、第1回辻荘一賞を授与される。他に『J.S.バッハ』(講談社現代新書)、『マタイ受難曲』(東京書籍、第9回京都音楽賞研究評論部門賞を受賞)、『バッハ/カンタータの森を歩むⅠ、Ⅱ、Ⅲ』(東京書籍)、『バロック音楽』(NHKブックス)、『モーツァルト/二つの顔』(講談社選書メチエ)、『バロック音楽名曲鑑賞事典』『モーツァルト=翼を得た時間』(講談社学術文庫)、『救済の音楽』(音楽之友社)などの著作、N.ザスラウ著『モーツァルトのシンフォニー』全2巻(東京書籍)、C.ヴォルフ/T.コープマン編『バッハ=カンタータの世界』全3巻(東京書籍)、C.ヴォルフ『バッハ/ロ短調ミサ曲』(春秋社)などの訳書がある。2007年より日本音楽学会会長。毎日新聞の音楽批評執筆者、大阪いずみホール音楽ディレクターとして、実践にもかかわっている。住友生命健康財団、日本ワーグナー協会、サントリー芸術財団理事。
- ●主催
- いずみホール[財団法人 住友生命社会福祉事業団]




























